首、肩の痛みが出てくる、動かしにくいなどの症状が出るのですが、X線などで検査しても頸椎には異常が見られないことがほとんどです。
しかし、頸椎の周りの筋肉や靭帯が損傷しているために症状が現れます。
頸骨動脈の血行障害や自律神経の乱れによって、後頭部からうなじにかけての痛み、ふらついてしまう、耳が鳴る、吐き気が続くなどの症状が出ます。
事故後に安静が保たれなかった場合に起こりやすい症状です。
足のしびれや知覚の異常など、首ではなく下肢の症状を伴います。さらに大切な脊髄部分が損傷を受けることによって、尿や便が出にくいといった経験をすることがあります。
脳というのは髄液の中に浮かんでいるような形で保たれているのですが、事故などが原因となって強い衝撃が加わってしまい、髄液の量が減ると、脳の位置が下がってしまったり、血液で補おうとして脳表面の静脈が拡張することによって症状が出ます。
頭痛、めまい、吐き気を主な症状としますが、脳髄液減少症の症状は多岐に及びます。
天気によって変動するのもその特徴です。
首の痛みや腕の知覚異常を主な症状とします。
これは椎間孔から腕の方に伸びている神経が頸椎の歪みによって挟まれることによって
生じます。
とくに首を曲げるときやくしゃみをするときに強い症状を感じます。